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2025年06月13日

重要なお知らせ

『神戸賞』大賞受賞者によるオンラインセミナーを開催します

~ 世界を変えるBME分野研究の最前線、卓越した研究者たちに栄誉~

異端からの発想。特殊ペプチド創薬は常識を変える!

【第2回 神戸賞大賞受賞者】
登壇者:菅 裕明 教授
東京大学大学院 理学系研究科

BME(Bio Medical Engineering)分野の発展を通じて、日本のイノベーションを促進させるため、表彰事業及び新しい研究や技術開発を支援する助成事業など幅広い活動を行っている公益財団法人 中谷財団(東京都品川区/代表理事:矢冨裕、以下「中谷財団」)は、財団設立40周年を記念して学術賞『神戸賞』を創設しました。

『神戸賞』は、今後、日本がリードしていく分野として注目しているBME(Bio Medical Engineering)分野〜『生命科学と理工学の融合境界領域』〜においてイノベーションをもたらす優れた独創的な研究で実績を挙げた研究者や、そのユニークな研究で将来性が嘱望される若手研究者に光を当てる新たな学術賞です。

 

今回、第2回『神戸賞』大賞受賞者である東京大学大学院 理学系研究科  菅 裕明 教授によるセミナーを 624日(火)14時から開催いたします。サイエンスコミュニケーター 加藤 昴英さんがインタビュアーとしてさまざまな視点から菅 教授の研究によりどのような“常識”が変わっていくのかを掘り下げます。

 

菅 教授は、生物有機化学の新領域を開拓・展開し、非天然型のアミノ酸が連なる特殊なペプチドを、細胞抽出液で合成できる「人口酵素フレキシザイム」、「遺伝暗号リプログラミング技術」や、ペプチド薬剤候補を高効率で探索できる「RaPID システム」を開発しました。

これらは独創性が極めて高く、特殊ペプチドを用いた創薬プロセスを飛躍的に効率化する優れたイノベーションで、現在、特殊ペプチド創薬に向けて世界各国の大手製薬企業と共同研究を展開し、多くの企業で本技術が活用、応用されています。

今回のセミナーでは、その発想、研究、実現までのプロセスはもちろん、この研究によりどのような未来が待っているのかをお話しいただく予定です。

なお、本セミナーはオンラインで視聴いただき、ご質問もお受けし、活きた情報交換を行う予定です。

 

■『神戸賞』大賞受賞者セミナー概要■

日時:2025年月6月24日(火) 14:00-15:30(受付/13:30)

場所:東京ミッドタウン八重洲カンファレンス 5F スタジオ(東京都中央区八重洲二丁目2番1号)

https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/access